某ジャーナルに出していた論文について「修正して再投稿しろ」というエディターからのメールが来たので、修正案を共著者と協議中。載せてくれそうな雰囲気はあるので、きちんと直せば大丈夫だと思うんだけど・・・。載れば僕にとっての最初のレフリー付き(つまり、匿名のレフリーが気に入らなければ掲載されない)の英語出版物、ということになる。

日本の学部時代から続くこのプロジェクトもいよいよ終わるのか、と思うと感慨深いけど、とっとと決着をつけたいのよ。日本語バージョンが本の一部として出版されてから、もう3年も経ってるし。

そういえば、この日本語バージョン、期待した程には引用されてないみたい。3年前(書いたのは4年前)にしては結構面白いことを言ったつもりだったんだけどなあ(笑)。ワーキングペーパーとして、ネットやら学会でばらまいた英語バージョンは、確認できる限りで3、4件の引用があったけど(もちろん、我々自身や、我々の大学にいる人による引用は除いて)。

まあ、出版されるだけでなくて、他人に引用されるのは、研究者(見習)としてはうれしいもんである。「出版」された多くの論文が誰にも読まれない、誰にも引用されないのが現実なんだからね。