• 6月21日 ロイヤルオペラハウスでコリン・デイヴィス指揮「フィガロの結婚」。ロイヤルオペラは今年「フィガロ」のプロダクションを変えて、2月にパッパーノで初演、今回はデイヴィスでの再演。至上の音楽に、モーツァルトスペシャリストと呼ぶべきデイヴィスですよ(イギリスではそう思われている)。オケの調子は良くないし、歌手も「超一流」どころはいなかったのだけど、デイヴィスの解釈、指揮に泣きそうになりました。全般的には軽いノリなんだけど、盛り上げるところはしっかりやる。要するにツボを完璧に分かってるんだろうね。内田光子が客席にいた。隣のゲイのカップルと楽しそうに話していた。