人名をGoogleで引くというのはこの世界にいると非常に頻繁にやる(例えば未出版の関連論文を探すには専門データベースよりGoogle の方が便利だったりする)んだけど、たまたまアジアの某国の産業を人類学的に研究している人の論文を探している時に、同じ研究科に在籍していた(らしい)ある女性の名前を見つけたので、思わずGoogle で検索してしまった。この人、僕がもう7年くらい前に思いを寄せていたことのある女性なのでした。
確か、ちょうど大学院の修士課程に入った頃じゃないかな。年は彼女が一つ下で、でも大学院に入ったのが確か同じ年だったはず。違う大学だったけどね。僕の友人を通じて話す機会があって、もうなんせ当時の僕の好みのタイプで、イギリス留学経験もあり、話も面白くて、しかも当時僕が憧れを抱いていた人類学をやっているとあって、一気に好きになってしまった訳ですよ。ただ、その子に彼氏がいたという単純な理由で、それ以上は何もなく片思ひに終わった訳です。ただ、何回か二人で会って話す機会があったハズ。
もう6年くらい連絡無く、大学院をやめて一般企業に就職して、近く結婚するとかしないとか、と人づてに聞いていたんだけど、ググってみれば何と勤めている会社のホームページに顔写真入りで紹介されているではないですか。しかも写真の笑顔は今でも僕の好みじゃないですか(わはは)。ついでに別の就職支援サイトでは年齢、仕事内容から収入まで(!)公開してるじゃないですか。
と言うわけで、とても懐かしい気分になってしまいました。まあ会ったり連絡したり、という機会は今後も無いと思うけど、充実しているようで何より。がむばってね〜♪
人類学をやっている女性と話したのはこの子が初めてで、んで僕の嫁も人類学の院生である。経済学をやっている人間というのは自分たちが社会研究のなかでは最も優れていて、人類学などを下に見る悪い傾向があるが*1、ともかく僕はかくして人類学に弱いのである。

*1:人類学をやっている人たちは経済学を「机上の空論」か「金儲けの手段」だとバカにしている。僕も経済学が「机上の空論」であることに関しては同感である。