バーミンガムから帰ったその日に「嫁がいぬ間にプロジェクト」第2弾として、Hちゃんとミュージカル『クレイジー・フォー・ユー』(いま日本で劇団四季がやっている)をこの町の学生アマチュアがやる、という企画(もちろん下手。でもアマチュアはアマチュアで良いもんよ)を観に行ったのだけど、そこで使われている"Shall We Dance" を聴いていたらフレッド・アステアの"Shall We Dance"を観たくなって、早速「フレッド・アステアジンジャー・ロジャース集」DVD4枚組を購入。制作は1935年。日本の題名はなんと『踊らん哉』。何年も前から欲しかったんだが、手頃な廉価版がなかったんだよね。いまは、1930年代の4作品が合わせて3000円くらいでセットになって販売されている。
まだ他の3作品は観てないけど、いやー、大好きなガーシュウィンの曲に乗せてアステアが踊るのは滅茶苦茶かっこいい!!まあ『ザッツ・エンターテイメント』シリーズで紹介されるような40年代以降のアステア作品に出てくる超絶技巧系のダンスは無いし、ストーリーは退屈だけど、燕尾服に蝶ネクタイで、優雅に、でも時にコミカルに、いい味出してるよ。んで、当然ガーシュウィンの歌も素晴らしい!
特にイギリスでは去年あたりからアステアの主要作品のDVDはどれも大体1000円強で手に入ることが分かったので、ちとリタ・ヘイワースとかジュディ・ガーランドものなども探索してみるつもり。中毒性危険物にふれたか(笑)?嫁がいたら呆れられるのは目に見えているな。

踊らん哉 [DVD]

踊らん哉 [DVD]