何年か前に「公開人体解剖」をイギリスでやろうとして法律に引っかかるってんで不可能だった、って話題になっていた記憶があったんだけど、そのテレビ番組(の続編)が最近ウェブに公開になっていることを知った。オンエアされたのは逃したんだけどね。結局ドイツで撮ったらしいです。興味がある方はどうぞ・・・。以下の文章、苦手な人は注意。


全部ゆっくりは見てないけど、結構まじめに educational で、面白かった。例えば、循環器系の話で、動脈に血の代わりに水を流し込むと、内臓そのほかが一気に青ざめるのは、ある意味圧巻。ただ、やっぱり見世物の要素が強すぎる感があるんだがどうなんだろ。しかし、全く医学的にしたら、一般視聴者には取り付きづらいし、というかテレビ番組として作る意味はないし。この番組でプレゼンター(解剖)をやっているギュンター・フォン・ハーゲンスというのは人間の死体をアートにする、ってなこともやっている人物である。いや、この手の話を否定する言説はいくらでも思いつくから別に興味は無いんだけど、どういう意味で肯定されるか、だろうな。